ワンプレートお節の盛り付け方(実践編)
2023年 12月 28日
↑(準備編)はこちら
器選びですが、生徒さんにお話を聞いても意外と悩まれるようです。
正解不正解はない気もしますが、とりあえず7種類並べてみました。
手前二枚は大きさは十分ですが、左側はお節料理に似合わないよね…という事で却下。
上二枚は、左はピンク色が浮くので却下、右は小さいから…却下。
手前二枚は落ち着いた色合いでお節料理に似合うと思いますが、左は暗すぎるから却下。
私なら、こちらの3枚を使用します☺︎
では、盛り付け
南天の葉を敷くと、料理が滑らないし模様のような役目を果たしてくれます。
里芋を盛り付けます。
右と左の違いがわかりますでしょうか。
今月のレッスンで、生徒さんにお伝えしましたが、包丁でカットした平面が正面に向くより
丸い面を表に出した方が柔らかさがあって、私は好きです。
人参を立てかけます☺︎
西洋人参と金時人参の色の違いが、地味な煮物を少し華やかにしてくれます。
黒豆をお猪口に入れて高低差を出して
伊達巻や海老を、真ん中にのせます。
これね、煮物と伊達巻が逆の位置だと煮物が隠れて見えないんです。
背の低い(高さがない)料理を手間に配置した方がまとまりますよ。
金柑、松前漬けを盛って
よく見える位置に、蒲鉾の孔雀を立てかけます。
右と左、微妙に盛り付けが違うでしょう。
右は少し広がっていますから、左のように円く集めるように修正します。
しっとりと落ち着いた雰囲気に仕上がりました✨
では、器を変えてみますね。
この器に南天を敷くと、うるさい印象になるでしょうね。
裏白ならアリかな。
盛り直し。
南天の葉を少し添えて完成。
同じ料理でも、器で印象がガラリと変わりますね。
青線部分には、料理は盛らない方が綺麗ですよ。
余白を残しましょう。
対面レッスンなら、もっと詳しくお伝えできますが…
ブログ内で可能な限り説明してみました☺︎
生徒さんは、復習にお使いくださいね!
少しでも参考になれば幸いです✨
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Teapot
at 2023-12-29 01:25
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うわぁ、ステキ💓です。私、盛り付けが、、もう、なんて言うか、酷すぎるんです。まぁ、ポテトチップはキチンと小鉢に盛れるのですが😅(袋から出せばいいだけ!)、それ以外はもうはっきり言って致命傷、即死レベル。目を瞑って、胃にはいれば大丈夫!と呪文をとなえて食べてます。
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yumechiyan at 2023-12-29 07:18
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halu-0623 at 2023-12-29 20:08
Teapotさま
レッスン中も『はい、では盛り付けましょう☺︎』と生徒さんに振ると、皆さんピタっと動きが止まるんです…
盛り付けって、意識しないとなかなか慣れませんよね!
毎回、すこーしでも意識すれば少しずつ変わりますよ✨
レッスン中も『はい、では盛り付けましょう☺︎』と生徒さんに振ると、皆さんピタっと動きが止まるんです…
盛り付けって、意識しないとなかなか慣れませんよね!
毎回、すこーしでも意識すれば少しずつ変わりますよ✨
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halu-0623 at 2023-12-29 20:09
by halu-0623
| 2023-12-28 15:15
| cooking school
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Comments(4)