you me×蔦屋書店 きょうのごちそうレシピ(桜海老と粉チーズの焼きおにぎり)
2019年 12月 11日

今日は11時より、広島蔦屋書店キッチンスペースにて料理教室でした。
桜海老と粉チーズ、大葉を混ぜ込んだ焼きおにぎりです。
仕上げにオリーブオイルを使って焼き、塩を振りかければ出来上がりです。
桜海老は香ばしさを出すために乾煎りしたり、おにぎりの形を均一にするための工夫などをお伝えしました。
大葉の栄養素についても少しだけ。
大葉の香り成分『ペリルアルデヒド』には防腐及び殺菌作用があります。
大葉はお刺身の盛り合わせに添えてありますが、色合いだけではなく、生魚にあたる事を防ぐ役割があるんですよ。
ペリルアルデヒドは臭覚を刺激してくれるので、胃液の分泌を促し、食欲増進や胃を健康に保つ効果が期待されます。
その他に、アレルギー抑制効果や貧血予防、がん抑制など嬉しい効果があります。
大葉は刻んだ方が殺菌作用が高まるので、夏場は刻んだ大葉をお弁当に入れると助かりますね。
海老の赤さは『アスタキサンチン』です。
アスタキサンチンは、タンパク質とくっ付いている時は灰色ですが、70度以上で加熱する事によりタンパク質と離れて赤くなるそうです。
海老も茹でると綺麗な赤色に変わりますよね。
アスタキサンチンは、眼精疲労や筋肉疲労の回復、生活習慣病予防効果や美肌作用(シワ形成の抑制効果)があるそうです。
今日も皆さんに質問をいただいたり、楽しい30分でした。
ありがとうございました✨
ちなみに…
フラミンゴって綺麗なピンク色ですよね。藻類やエビを食べるので赤い色素が蓄積されるからだそうです。
鳥の尾羽の付け根には、脂を分泌する突起物があり『尾脂腺(びしせん)』と言います。
鳥は尾脂腺から分泌される脂を羽に塗り、コーティングして水を弾いているそうです。
フラミンゴの尾脂腺から分泌される脂はアスタキサンチンの赤い色素成分、カロテノイドが含まれており、その赤い脂をせっせと羽根に塗るみたいで。
モテるフラミンゴほど鮮やかな色だそうで、フラミンゴの世界も大変ですよねー
と、フラミンゴの話は料理に無関係なので話しませんでしたが、終了後蔦屋書店の担当者さんに話したら何故か震えて笑っていたので…忘年会の小ネタに使ってくださいね。
by halu-0623
| 2019-12-11 15:20
| cooking school
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